F1日本GP予選のスピードトラップ(計測)。
●【予選タイム結果】日本GP予選、Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
計測ポイントは、ターン15の130Rを過ぎたところに設置されている。
ポールポジション争いをしていたメルセデスAMGが、スピードでも群を抜いて速かった。3−4番手を確保したフェラーリ勢より約4km/hも速い。
■マクラーレン・ホンダ、最下位。なぜ?
悔しいのはマクラーレン・ホンダ。ホンダの地元でフェルナンド・アロンソが20番目、ジェンソン・バトンは最下位となった。メルセデスAMGとは約13km/hもの差がついてしまった。
これはホンダのパワーユニット単体の問題というよりは、前日からの課題となっていたサスペンションなど足回りのセッティングがうまく調整できなかったため、タイヤのグリップ感が得られず、ダウンフォースを増やすセッティングにした影響だと思われる。
なぜなら、予選5番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は307.4km/hで16番目、予選6番手のダニエル・リカルド(レッドブル)も305.9km/hで18番目というスピードしか出ていないにも関わらず、タイムは出ていた。
しかし、マクラーレン・ホンダの2人はタイムを伸ばすことができずに予選を終えている。このことから、スピードを犠牲にしてダウンフォースを増やしてもグリップ感が得られない、という昨日からの課題が解決していないようだ。
■【スピードトラップ】F1日本GP予選
P | ドライバー | PU | KPH |
---|---|---|---|
1 | ハミルトン | メルセデス | 315.5 |
2 | ロズベルグ | メルセデス | 315.1 |
3 | グロージャン | フェラーリ | 314.4 |
4 | ウェーレイン | メルセデス | 314.0 |
5 | オコン | メルセデス | 311.9 |
6 | ライコネン | フェラーリ | 311.8 |
7 | グティエレス | フェラーリ | 311.7 |
8 | ベッテル | フェラーリ | 311.4 |
9 | パーマー | ルノー | 310.7 |
10 | ペレス | メルセデス | 309.4 |
11 | ボッタス | メルセデス | 309.4 |
12 | マグヌッセン | ルノー | 309.1 |
13 | マッサ | メルセデス | 309.0 |
14 | ヒュルケンベルグ | メルセデス | 308.6 |
15 | ナッセ | フェラーリ | 307.6 |
16 | フェルスタッペン | タグホイヤー | 307.4 |
17 | エリクソン | フェラーリ | 306.7 |
18 | リカルド | タグホイヤー | 305.9 |
19 | サインツ | 旧フェラーリ | 304.9 |
20 | アロンソ | ホンダ | 304.4 |
21 | クビアト | 旧フェラーリ | 303.6 |
22 | バトン | ホンダ | 302.6 |