マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエが、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP初日を終えて次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「鈴鹿に来ると、いつもすばらしい気分になります。その色、ファン、バナー、ギフトといったすべてのものが、毎回ここでの経験を特別なものにしてくれます。今年も同じです。今日グランドスタンドでマクラーレン・ホンダの帽子やTシャツを着ている観客の皆さんの数が昨年よりも増えたことは、非常に励みになります。
話をレースコースに移すと、フェルナンドは午前中のセッションで一瞬コースから外れました。スプーンカーブにある2つのコーナーの間で予想外にグリップを失ったため、マシン後端の挙動が乱れ、バリアと軽く接触しました。ただ幸いにも、損傷を最小限に抑えることができました。壊れたのはリアウイングのエンドプレートだけであり、走行プログラムの遅れも最小限で済みました。
午後のセッションでは、バランスとドライバビリティを改善するために、両ドライバーが精力的に仕事をしました。変更を施したことによって、完ぺきではないものの、ある程度の進化を遂げることができました。明日の予選に向けて、今夜マシンのセットアップをさらに改善できるようにします」