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トロロッソ技術トップのキーにウィリアムズ移籍のうわさ フェラーリを離れたアリソンにも注目

2016年10月05日(水)16:48 pm

2016年F1シーズンもいよいよ終盤に差し掛かっているが、この時期はドライバーラインアップはもちろんのこと、各F1チームにとって翌年度以降に向けた技術体制を固めるために重要な時期でもある。

■キーがシモンズの後任候補に浮上

そんな中、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キー(44)が、2018年にウィリアムズに移籍することになりそうだと伝えている。

これは、ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるベテランエンジニアのパット・シモンズ(63)が65歳を迎える2018年で引退することになるため、その後任としてキーに白羽の矢が立てられたということのようだ。

■キーの移籍を示唆したレッドブル首脳

トロロッソは現在世界的エナジー飲料メーカーであるレッドブルが所有する2つめのチームだ。レッドブル総帥であるディートリッヒ・マテシッツの右腕だと称されているヘルムート・マルコ(レッドブル/モータースポーツアドバイザー)は、このキー移籍のうわさについて質問されると次のように答えた。

「彼の契約が満期(2017年)を迎えればそれは可能だ。彼はほかのチームへ行くことができる」

■アリソンにはイギリスベースのチームからラブコール?

もう1人、最近うわさに上っているのは、7月にフェラーリを離脱したばかりのジェームス・アリソン(48)だ。イギリス人のアリソンは家族をイギリスに残してイタリアで単身赴任生活を送っていたが、妻の急死を機にイギリスに戻ることを決めたのだと言われている。

だが、非常に優秀であるとの定評を持つアリソンについては、イギリスに本拠を構える複数のチームが獲得を目指しているとうわさされている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、現在アリソンの加入がうわさされているチームとして、ウィリアムズ、ルノー、マクラーレン、そしてレッドブルの名前をあげている。

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