セパン・インターナショナル・サーキットで行われたF1マレーシアGP決勝で、スタート直後にメルセデスAMGのニコ・ロズベルグとクラッシュしてリタイアに終わったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が次のようにコメントした。
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■セバスチャン・ベッテル「不運な連鎖反応が起きてしまった」
決勝/リタイア
「スタートはよかったんだ。そしてマックス(フェルスタッペン/レッドブル)とサイド・バイ・サイドで走っていた。僕たちはターン1に向けてどちらもポジション争いをしていたんだ。そこで前にいたニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)が内側に回ってきた。もちろん、彼は自分のラインを走ろうと決めたんだ。それはまったくフェアなことだし、彼にはそうする権利がある」
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「あの時点ではもう僕はスピードを落とすことはできない状態だったし、マックスから右方向に押されてもいたんだ。ブレーキングに最善を尽くしたけれど、ぶつかるのを避けることはできなかった。不運な連鎖反応が起きてしまい、それによって僕とニコのレースを台無しにしてしまったよ」
「僕はニコに謝ることしかできない。前にいた彼にはあの事故の責任はないからね。これはスパ(第13戦ベルギーGP)でマックスとキミ(ライコネン)との間に起こったものとは違ったと思っている。マックスと僕はターン1に向けて争っていたし、ニコは僕たちの前方で違うことをやろうとしていたんだからね。後でマックスが言ったことについてコメントするつもりはないよ」