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ロバート・クビサ、ルノーのシミュレーターを体験

2016年09月28日(水)5:44 am

元F1ドライバーのロバート・クビサが最近ルノーのシミュレーターでテストを行っていたことが明らかとなった。

2006年にBMWザウバーからF1デビューを飾ったポーランド人F1ドライバーのクビサは、2010年にはルノーに移籍。3度表彰台に上り、年間ランキングは8位で終えている。

翌2011年もロータス・ルノーと名前を変えた同チームから出走することになっていたが、シーズン開幕前に参加していたラリーで大クラッシュを喫し、あわや腕を切断かという大けがを負ってしまう。そして、そこで彼のF1キャリアに終止符が打たれていた。

その後、リハビリを進めながらWRC(世界ラリー選手権)へ参戦するなどレース活動を続けていたクビサだが、先週末にはスパ・フランコルシャンで行われたルノー・スポール杯レースに参戦。市販車ベースのR.S.01を駆って表彰台に上る活躍を見せている。

そのクビサが、自分にとって最後のF1チームとなったルノーと今でも強い関係を持っているのは間違いないようだ。

スパでのクビサの活躍について質問されたフレデリク・ヴァスール(ルノーF1/チーム代表)は、「ロバートがエンストン(ルノーのファクトリー)のシミュレーターで時間を費やしたのは秘密でもなんでもないよ」と答え、次のように付け加えた。

「私は彼とはいい関係にあるんだ。彼をシミュレーターに乗せてその感想を聞くことができたのは私にとって興味深いことだったよ。彼はこの世界で素晴らしい経験を持っているし、我々のクルマにも親しんでいたからね」

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