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【マクラーレン・ホンダ】バンドーン、プレッシャー感じず「バトンから多くを学ぶ」

2016年09月23日(金)19:38 pm

来季、マクラーレンからF1フル参戦を果たすことが決まったストフェル・バンドーンだが、ベテランドライバーであるジェンソン・バトンとマクラーレンが新たな契約を結んだことをプレッシャーに感じてはいないと主張した。

来季は、現役ドライバー中最多F1出走数記録を持つ36歳のバトンに代わって24歳のバンドーンがマクラーレン・ホンダF1カーのステアリングを握ることが決まっている。

■バトンの契約はバンドーンのプレッシャーに?

だが、バトンの方もマクラーレンと2年間の契約を結んでおり、もしチームが必要だと判断した場合にはバトンが出走する可能性もあると伝えられている。

原則的には、来季のマクラーレンのドライバーはフェルナンド・アロンソとバンドーンであり、仮にどちらかのドライバーがけがなどの理由で出走できないような状況となれば、控えドライバー的な立場となるバトンが代わって出走することは十分に考えられる。

実際に今季マクラーレンの控えドライバーを務めるバンドーンも、アロンソが負傷欠場となった今年の第2戦バーレーンGPでF1デビューを飾ったという経緯を持っている。

だが、少し深読みをすれば、仮にバンドーンが期待されたようなパフォーマンスを発揮できなかった場合には、2017年シーズン途中であってもバンドーンに代えてバトンに再びステアリングを握らせるということも可能性としてはありそうだ。

■バトンから学べるチャンスの方が大きい

そうした条件のもとで来季を戦うのはさらに大きなプレッシャーを抱えることになるのではないかと質問されたバンドーンはフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように答えた。

「いや、僕はそれ(バトンの契約)はいい解決策だと思っているよ」

「ジェンソンは現役ドライバーの中では最も経験豊富だし、チームのことも分かっている。そして実際のところ新車の開発にもかかわっているんだ。それをむだにするのはおろかなことだからね」

「彼の経験はチームにとって役に立つし、僕だって彼から多くのことを学ぶことができるよ」

■契約にサインできたときは安心したとバンドーン

実際のところ、バンドーンはマクラーレンが自分と来季の契約を結んだことを発表したときに自分が感じたのは大きな安心感だけだったという。

「契約にサインできて安心したよ。夢じゃないかと自分をつねってみたけどね」

そう語ったバンドーンは、次のように付け加えた。

「自分がシートを得られるはずだと信じていたとしても、F1では契約にサインが行われるまでは何も確実なものはないんだ。だから最近の数か月は落ち着かなかったけれど、今ではすべて正式に発表されたし、肩の荷を降ろせたような感じだよ」

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