かつてルノーのチーム代表を務め、2005年と2006年にはフェルナンド・アロンソとともにF1タイトルを獲得したフラビオ・ブリアトーレが、現在のフェラーリについてコメントした。
先週末にF1第14戦イタリアGPが開催されたモンツァにおいて、サポートレースとして行われたGP2シリーズの表彰式でトロフィーのプレゼンターを務めたブリアトーレは、モンツァのF1開催契約延長交渉にもかかわっていたことで知られている。
そのブリアトーレは、モンツァで2014年まで5年間フェラーリに在籍していたアロンソを引き合いに出しながら『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。
「セバスチャン(ベッテル)が抱えた問題を見ていると、フェルナンドがどれほどいいドライバーだったのかが分かるよ。違いをもたらしていたのはクルマではなく、彼だったわけだからね」
「フェラーリは勝利を得るために必要なものの80%を手にしている。だが、残りの20%が非常に大きな仕事なんだ」とブリアトーレは付け加えた。