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フェラーリ会長、2016年は「楽観的すぎた」

2016年09月04日(日)19:39 pm

フェラーリ会長セルジオ・マルキオンネは、新しい技術部門責任者のマッティア・ビノットこそ適任だと語った。

これまで技術部門トップだったジェームス・アリソンは、7月にチームを離脱。後任のビノットはエンジン専門のエンジニアのため、その人事に疑問も上がっていた。

■チームに活を入れるときだった

フェラーリのホームレースであるF1第14戦イタリアGPに現れたマルキオンネは次のように語ったとイタリアメディアが報じている。

「ジェームスが豊富な知識を持っていたのは確かだろう。だが、まさにチームに活を入れるときだったのだ」

「おそらく、少し遅かったのだろうけれどね」

■ビノットを選んだ理由

「われわれは、たった1人の人間に注目してすべての問題の答えがあると考えていた。だが、マッティアに任せれば大丈夫だ。彼は若くて素晴らしいチームを作り出しているから、彼らに仕事をさせてみよう」

「なぜビノットなのか? それは、彼が2015年と2016年にパワーユニットに関して素晴らしい仕事をしたからだ。マネージングというのは非常に緻密でデリケートなプロセスだ。仕事に取り組んでいるエンジニアは大勢いるから、きちんと組織化しなければならない」

■2017年に期待するマルキオンネ

2016年は基本的に失敗だったとマルキオンネは認めた。

「2016年にあたっては、おそらく少し楽観的すぎたのだろう。クルマはすでにトップクラスだと考えていたが、他のチームが大きく改善し、われわれは停滞した」

「だが、時間を失いすぎてはいない。2017年の新しいエンジンは、すでにある程度はベンチに乗っている。私は、クルマがトップクラスになるということに、いかなる疑念も抱いていない」

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