マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1ベルギーGP初日を振り返って次のようにコメントした。
●【P2タイム結果】F1ベルギーGPフリー走行2回目、タイム差、周回数
■エリック・ブーリエ「苦手なサーキットでアロンソにはさらなる試練」
「今日は我々にとっては難しい日になってしまった。多くの要素によって妥協せざるを得なかった。だが、我々はそうした困難にうまく対応することができたし、フリー走行2回目が終わるころまでにはいい進歩を遂げ、いいハンドリングバランスを見いだすことができた」
「その結果、我々のコーナーでのスピードには競争力があったし、実際のところ誰にもひけをとらなかった。だが、初めから長くて高速のスパ・フランコルシャン・サーキットが我々のクルマのパフォーマンスが持つ固有の特性とはうまく合わないであろうことも分かっていた」
「とは言え、ホンダとエッソが最近行った仕事、つまり内燃効率やターボとコンプレッサーによるエネルギー蓄積と展開に関しては、小さいながらも前向きな効果が見られるものだった。それについては祝ってしかるべきだろう」
「しかしながら、明日の予選に向けてやるべきこともまだたくさんある。そしてもちろん、フェルナンドが達成できることは、非常に大きなパワーユニット関連ペナルティーによって妨害されてしまうことになる」