F1ベルギーGP(28日決勝)の主催者が予想以上のチケットの売れ行きに大喜びしているようだ。
有名なスパ・フランコルシャンで開催されるベルギーGPだが、今年のチケットセールスが非常に順調であることはすでに伝えられていた。これは、今季第5戦からレッドブルに移籍したマックス・フェルスタッペンの活躍に負うところが大きいのは間違いないだろう。
登録上はオランダ人ドライバーとなっているフェルスタッペンだが、実際にはスパ・フランコルシャンから車で1時間ほどのところにあるベルギーのハッセルトで生まれている。
ベルギーGPの主催者であるアンドレ・マスは、地元ベルギーの『La Derniere Heure(デルニエール・ウール)』紙に対し、次のように語った。
「すでに7万枚のチケットが売れている」
「2001年、2002年以降、これほどまでだったことはない。これは実際に売れた枚数なんだ。3日間チケットがね。私はかつて何年かほかの大きなイベントで働いたことがあるが、そのときは公式発表と実際のチケット販売数には大きな隔たりがあった。今回はそういうものとは違うよ」
『La Derniere Heure(デルニエール・ウール)』は、自由席チケットはまだ販売されていると伝えている。だが、観客数は少なくとも7万5,000人を上回るものになりそうだという。