ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1ベルギーGP(28日決勝)に向けて次のように意気込みを語った。
■挑戦しがいのあるサーキット
「苦労の後に手に入れた夏休みを終え、スパ・フランコルシャン・サーキットのような素晴らしいサーキットでシーズン後半をスタートすることができるのはわくわくする思いです。ここは挑戦しがいのある素晴らしいサーキットです。おそらく、現在のF1カレンダーの中でも難しさでは指折りのサーキットでしょう」
「とりわけ、オー・ルージュからレディヨン(ターン2から4)へと駆け上る急な上り坂、そしてスタブロー(ターン14)へと向かう高速で腕が試される下り部分ではパワーとクルマのバランス、そしてドライバーのパフォーマンスを最高にうまく組み合わせることが求められます」
■ポイント獲得とさらなる進歩を目指す
「長くてパワーが重要なスパの特性は我々には合っていないでしょうが、我々のシーズン後半に向けての目標ははっきりしています。ポイントを獲得し、レースごとにさらに進歩を続けていくことです。夏休み前に我々が示すことができた前向きな勢いを持続させられることを期待していますし、スパでもまた力強い週末にしたいと考えています」