ランボルギーニのF1復帰について現CEOがコメント

2016年08月17日(水)16:48 pm

ランボルギーニのCEO(最高経営責任者)を務めるステファノ・ドメニカリが、近いうちにランボルギーニがF1に参戦することはないと語った。

■ランボルギーニのトップはフェラーリの元チーム代表

2008年からフェラーリのチーム代表を務めていたドメニカリだが、2014年のF1第3戦バーレーンGP後に成績不振により事実上更迭されていた。その後アウディに入社し、フォルクスワーゲン・グループのF1参戦に関する調査検討を担当していたと伝えられていたが、現在はアウディ傘下のランボルギーニを率いる役目を負っている。

F1経験の長いドメニカリがトップに据えられたことで、1989年から1993年までエンジンサプライヤーとしてF1参戦を行った経験を持つランボルギーニが近いうちにまたF1に参戦するのではないかとのうわさもささやかれている。

だが、ドメニカリはイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に次のように語った。

■現時点ではF1は優先事項にあらず

「今日においては、それは優先事項ではないと言わざるを得ない。我々にはそれ以上に優先すべきことがあるからね」

「それに、我々にはレースにおいて非常によく機能しているシステムがある。それはそのスポーツ・プログラムを選択してくれた人々全員の功績だ」

「しかし、ランボルギーニのようなブランドはモータースポーツ抜きには考えられないがね」

■F1での経験は今も自分の中で生きているとドメニカリ

51歳となるドメニカリは、チーム代表の職を追われるまで20年以上にわたってフェラーリ一筋の道を歩んできていた。くしくも現在はフェラーリのライバルメーカーを率いる立場となったドメニカリだが、これまでの自分のキャリアに後悔はないと次のように続けた。

「自分のF1での経験については、非常に素晴らしい期間だったし、それは今も自分の中に刻まれているよ。忘れることなど絶対にできないものだ」

「かつて自分を信頼してくれた人たちへの感謝を忘れたことはない。だが、今ではそれも私の人生の一部だ。今では新たな挑戦に集中しているし、それはやりがいのある素晴らしいことだ。違う次元のものではあるがね」とドメニカリは結んでいる。

TopNews最新ニュースを読もう!
◇ニュース検索ワード - | |
前後の記事
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック
日本車メーカー・ブランド特集ページ
トヨタ特集ページ レクサス特集ページ 日産特集ページ ホンダ特集ページ 三菱特集ページ
マツダ特集ページ スバル特集ページ スズキ特集ページ ダイハツ特集ページ 光岡
輸入車メーカー・ブランド特集ページ
アウディ アキュラ アストンマーチン アバルト アルピナ
アルピーヌ アルファロメオ インフィニティ AMG キャデラック
クライスラー ケータハム シトロエン シボレー ジャガー
ジープ GM スマート ダイムラー ダットサン
テスラ パガーニ BMW フィアット フェラーリ
フォルクスワーゲン フォード プジョー ベントレー ボルボ
ポルシェ マクラーレン マセラティ MINI メルセデス・ベンツ
ラディカル ランドローバー ロータス ルノー