メルセデス所属ドライバーであり、今季マノーでF1デビューを飾ったパスカル・ウェーレインが来季はフェラーリパワーユニットを搭載するハースに移籍するかもしれないと『motorsport-magazin.com』が報じている。
■来季もウェーレインが走るかどうかは分からないとマノー
マノーのレーシングディレクターを務めるデイブ・ライアンは、ウェーレインが来季もマノーで走ることになるかどうかはまだ分からないと次のように語った。
「誤解して欲しくはないんだが、私は、彼は非常に優れていると思うし、来年も彼が我々と一緒にやってくれるなら大歓迎だ。だが、シーズン後半がどういう展開になるか様子をみることにしよう」
■条件さえ許せば興味はあるとハース
一方、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、昨年DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の最年少タイトル獲得記録を塗り替えたウェーレインに興味を抱いていることは認めたものの、まだそのための交渉などが始まっているわけではないと主張している。
「彼はメルセデスのドライバーだ。だから、我々あるいはメルセデスにとってそれがうまく進められることなのかどうか分からないよ。我々はフェラーリ製パワートレインを使っているわけだからね」
そう述べたシュタイナーは、次のように付け加えた。
「私の意見では、彼(ウェーレイン)は若手の中では最高レベルだよ。ストフェル・バンドーン(マクラーレン/控えドライバー)やエステバン・オコン(ルノー/控えドライバー)と並んでね」