レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコが、最近報道されたダニール・クビアト(トロロッソ)との契約解消のうわさに関し、それを否定するようなコメントを行った。
母国ロシアで行われた今年の第4戦ロシアGP後に突然トロロッソへと降格されたクビアトだが、それ以降は新たなチームメートとなった後輩ドライバーのカルロス・サインツに大きく引き離されるという低調なレースが続いている。
そんな中、地元ロシアのメディアがレッドブルに近い関係者のコメントを掲載。その関係者はレッドブルが来季クビアトとの契約を延長しないことに決めたと語っていた。
だが、マルコはドイツの『motorsport-magazin.com』に対し、次のように語った。
「クビアトには自信を取り戻すためにひとつかふたついいレースをすることが必要なだけだ」
「だが、彼は自信を持っているよ。ホッケンハイムで行われた前回のレース(ドイツGP/第12戦)では、トロロッソ全体として新しいパーツに対する準備がまったく整っていなかったんだ」とマルコは付け加えた。