F1最高責任者のバーニー・エクレストン(85)が、誘拐された義母を無事に救出したブラジルの警察をほめたたえた。
イギリスの報道各社が伝えたところによれば、エクレストンの妻であるファビアナ・フロシの母親を誘拐し、3,700万ドル(約38億円)の身代金を要求していた誘拐犯の主犯は、エクレストンがF1ブラジルGP開催時に雇い入れていたヘリコプターパイロットだったことが明らかとなっている。
エクレストンはイギリスのメディア各社に対し、次のようにコメントしている。
「非常にうれしく思っている。ここ何日かはいい心地はしていなかったよ。こういうことは皆さんや皆さんの家族に起きて欲しくないことだね」
「この事件に対応してくれた警察官たちは素晴らしかったよ。彼らは信じられないような仕事をやってのけた」
そう語ったエクレストンは、次のように付け加えた。
「あれは本当に第一級の仕事だったよ」