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ロス・ブラウン、フェラーリ復帰を完全否定

2016年07月30日(土)1:05 am

ロス・ブラウン(61)が再びF1に戻るつもりはないと明確に否定したと伝えられている。

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■アリソンの後任としてブラウン復帰のうわさ

フェラーリはテクニカルディレクターのジェームス・アリソンが正式にチームを離脱したことを発表。後任にはパワーユニット開発責任者であったマッティア・ビノットをチーフテクニカルオフィサーに昇格させている。

だが、この人事は暫定的なものであるとの見方も根強く、かつてミハエル・シューマッハらとともにテクニカルディレクターとしてフェラーリ黄金時代を築いたブラウンが再びチームに戻ってくるのではないかともうわさされている。

■「勘違い」でうわさが加速?

そんな中、F1関係者たちがドイツGPが開催されるホッケンハイムへと向かっていた際、同じロンドン発フランクフルト行の飛行機にブラウンの姿があるのを目撃。これにより、F1でもトップクラスの評価を得ていたブラウンがホッケンハイムでフェラーリに合流し、アリソンの後任としてフェラーリに復帰するのではないかとのうわさが一気に広まることとなった。

だが、ドイツのテレビ局『RTL』は、そのうわさは的外れだと報じている。『RTL』によれば、実際にブラウンが向かったのはフランクフルトから見ればホッケンハイムとは逆の方角にあるマールブルクへと向かったのだという。その目的はかつての僚友であったミハエル・シューマッハ展覧会の開幕行事に参加するためだという。

■ブラウン本人は完全否定

『RTL』は、次のように付け加えている。

「RTLのプレゼンターによる独占インタビューの中で、ブラウンは明確にフェラーリへ復帰する可能性を否定した」

ブラウンは、フェラーリ離脱以後ホンダへと移籍。ホンダ撤退後にそのチームを引き継いでブラウンGPを立ち上げ、見事にF1タイトルを獲得。その後そのチームをメルセデスに売却し、2013年まで同チームの代表を務めていた。

メルセデスAMGを離れてからはF1から完全に身を引いているが、これまでにもしばしばF1復帰がうわさされていた。こういううわさが消えないのも、ファンや多くのF1関係者がブラウン復帰を望んでいることを示すものかもしれない。

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