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ベッテル「フェラーリで初レース、新たなアプローチを開始した」

2016年07月29日(金)11:35 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、テクニカルディレクターであったジェームス・アリソンの離脱とホッケンハイムリンクで開催されるF1ドイツGP(31日決勝)への意気込みを語った。

■正しい方向に進んでいる

「チーム内に大きな変化(アリソン離脱)があった。それがここ(ホッケンハイム)ですぐに大きな影響を及ぼすことはないけれど、今後に向けては間違いなく変化が生じていくだろうね。マッティア(ビノット/新チーフテクニカルオフィサー)は長いこと一緒にやっているけれど、意外な交代だね。これまでとは違うアプローチだし、うまくいくことを期待しているよ。だけど、僕たちは正しい方向に進みつつあると思っている」

「2017年に向けたプログラムはすでに大きく進んでいるし、僕たちは多くのことに取り組んでいる。だけど、同時にまだ今年のことにも集中しているよ。来年はルールも大きく変わるし、クルマの見た目もかなり違ってくるとは言え、まだたくさん学ばなくてはならないことがあるし、それを来年につなげていかないとならないからね」

■フェラーリはトップに立つべきチーム

「今年はもっといい結果を期待していたのは確かだ。昨年はすごくいいシーズンを送ることができたし、実質的に差をゼロに縮めたいと思っていた。だけどここまでのところそれができていない。その理由のいくつかは理解できているけれど、まだこれから見いだしていかなくてはならないこともいくつか残っている。だけど、全体的には進歩を遂げることができているよ」

「僕たちは厳しいスタートを切ることになってしまったし、いくつかのレースは自分たちに有利に進まなかった。そして僕たちはまだ望んだような位置に達することができていない。フェラーリはトップに立つべきチームだし、迎えるすべてのレース、すべてのシーズンでそれを達成しようとしている」

■ホッケンハイムは特別なレース

「今週末に関してだけど、ここでレースするのは特別なことだよ。ホッケンハイムは僕が生まれたヘッペンハイムからすごく近いところにあるからね。僕はこのサーキットが好きだし、まだ若かったころから何度も走ったことがある。そしてフェラーリで臨む初めてのレースが素晴らしいものとなるよう期待しているよ。僕たちは表彰台を狙っているし、今週末は強さを発揮できるはずさ」

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