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ライコネン独自の戦略・・・豪雨から一転、F1ハンガリーGPは今シーズン最も高い路面温度

2016年07月26日(火)20:06 pm

最高路面温度が54°Cに達する、今シーズン最も暑いコンディションの下、ハンガリーグランプリ決勝が行われ、大半のドライバーがスーパーソフトでスタートし、より耐久性のあるソフトコンパウンドで後続の2スティントを走行した。しかし、異なる戦略を採った最上位ドライバーは、フェラーリのキミ・ライコネンだった。

●【ファステストラップ】キミ・ライコネン&フェラーリ追い上げる/F1ハンガリーGP決勝レース

■ライコネンの戦略とは

ライコネンはソフトタイヤでスタートし、後続の2スティントをスーパーソフトで走行した。スーパーソフトは、ソフトよりもラップあたり1秒以上速い性能を示していた。

■各所で激しい戦い

メルセデスのルイス・ハミルトンが、今シーズンの折り返し点となるこのレースを制した。2番グリッドからスタートしたハミルトンは、スタート直後に奪ったトップの座を奪い、ニコ・ロズベルグの猛追を受けながらも、最後まで維持した。

ロズベルグは、しばしば1秒を切る差までハミルトンに詰め寄っていた。また、レッドブルのダニエル・リカルドとフェラーリのセバスチャン・ベッテルとの間でも、激しい表彰台争いが展開された。

■ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター、ポール・ヘンベリーのコメント

「昨日午後の豪雨から一転、今日の決勝のコンディションは、今シーズンで最も高い路面温度となった。ドライバーたちは、予選での雨の影響で温存できた新品タイヤを最大限に活用していた。

チャレンジングなコンディションの下、誰もがスタートからフィニッシュまでプッシュし続け、予測通り2ストップ戦略が主流となった。

数名のドライバーが独自の戦略を用いて、ファイナルラップまで果敢にポジションアップに挑んでいて、レッドブルとフェラーリ間の僅差のバトルは特に際立っていた」

【関連】●激しいバトルを展開したライコネン、ドライバー・オブ・ザ・デー受賞

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