【決勝速報】ハミルトン優勝でランキングトップに アロンソは全セッションで7番手／F1ハンガリーGP
2016年F1第11戦ハンガリーGPが7月24日（日）、ハンガロリンク（全長4.381km）で3日目を迎え、現地時間14時（日本時間21時）から行われた決勝でルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）が優勝した。今季5勝目、通算48勝目。
●【レース結果】F1ハンガリーGP決勝レースの順位、タイム差、周回数、ピット回数
スタート直後のターン1で2番手からスタートしたハミルトンが、ポールポジションスタートのチームメート、ニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）を追い抜きトップに躍り出る。3番手ダニエル・リカルド、4番手マックス・フェルスタッペンのレッドブル勢に続き、セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）が5番手で1周目を終える。
7番手からスタートしたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは6番手に上がり、ジェンソン・バトンもスタート位置の8番手をキープする。ところが4周目に入ったところでバトンが突然スローダウン。スロットルに問題を抱えたバトンだったが、チームからの無線で状況に対処するも、これが無線通信ルール違反をとられ、後にドライブスルーペナルティーを科されることに。
ピット戦略で5番手のベッテルがフェルスタッペンを追い抜いて4番手に上昇。14番手からスタートしたキミ・ライコネン（フェラーリ）は順調に順位を上げ、終盤にはフェルスタッペンと激しい5位争いを繰り広げる。両者が接触し、ライコネンのフロントウイングが破損するアクシデントも発生する中、フェルスタッペンが順位を守りとおして見せた。
マクラーレン・ホンダ勢は、アロンソがフリー走行1回目から決勝まですべて7番手で終えるという珍しい記録を作ったものの、バトンは残念ながら終盤に別のトラブルが発生したことによりリタイアに終わった。
ハンガリーGP決勝でポイントを獲得した入賞ドライバーは次の通り。
優勝はルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）、2位ニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）、3位ダニエル・リカルド（レッドブル）、4位セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）、5位マックス・フェルスタッペン（レッドブル）、6位キミ・ライコネン（フェラーリ）、7位フェルナンド・アロンソ（マクラーレン・ホンダ）、8位カルロス・サインツ（トロロッソ）、9位バルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）、10位ニコ・ヒュルケンベルグ（フォース・インディア）。
今季の前半戦最後のレースとなる第12戦F1ドイツGPは7月29日（金）の現地時間10時（日本時間17時）に開幕。決勝は7月31日（日）の現地時間14時（日本時間21時）にスタートする。
