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フェラーリの重量増加は重心面でも不利 アロンソ「ベッテルの前に出られた」

2016年07月24日(日)18:54 pm

フェラーリは、F1ハンガリーGP(24日決勝)を前に、マシン重量の増加を余儀なくされていた。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、第10戦イギリスGPのあとにシルバーストンで行われたテストで、フェラーリのターボにトラブルが発生し、破片がターボを覆うカバーを貫通する事態が起きていたという。

フェラーリはFIA(国際自動車連盟)の求めに応じ、安全上の理由からターボのカバーを補強した。その結果、重量が2キロ増加したと記事は伝えている。

また、問題の個所がマシンの高い部分に位置するため、重心の面でも不利だという。

このため、フェラーリとフェラーリエンジンを搭載するハースF1は、新しいターボとMGU-Hを使用している。これは、フェラーリにとっては年間5基のうち4基目に当たる。

■「ベッテルの前に出られた」とアロンソ

フェラーリはハンガリーGPの予選で再びレッドブルの後じんを拝し、セバスチャン・ベッテルが5番手にとどまった。

マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、最後のアタックでスピンしたものの、それがなければ「彼(ベッテル)の前に出られた」と予選後に話している。

■予選でミスに泣いたライコネン

一方、チームメートのキミ・ライコネンは予選で14番手に沈んだ。ぬれた路面が乾きつつあるコンディションで、あとでアタックするほど有利な状況にもかかわらず、アタックするタイミングが早すぎたからだ。

フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、ミスを認めている。

「キミに関して、われわれはミスを犯した」

「セブのほうは、レッドブルの2人より速かったが、不運にもラップの最後に黄旗に邪魔をされてしまった」

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