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コース外走行を検知するセンサーをFIAが導入

2016年07月22日(金)19:37 pm

F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、コース外走行を制限するためにF1ハンガリーGP(24日決勝)から新しいテクノロジーを導入した。

最近、4輪すべてコース外にはみ出してアドバンテージを得ることが問題になっており、F1第10戦イギリスGP予選では数人のタイムが抹消された。

こうした問題を防ぐため、ハンガリーGPが行われるハンガロリンクではコース外に高い縁石を設けた個所もあるが、縁石で防ぎきれない4コーナーと11コーナーには、マシンの走行を検知するセンサーが設置された。

ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)は、『Speedweek(スピードウィーク)』にこう説明している。

「グリッドでフライングを検知するために使われているのと同じような技術だよ。それがこの議論を終わりにするために導入されたわけだ」

■一筋縄ではいかない事情

ヒュルケンベルグは、バリアを設けるほうが良いとしながらも、「でも、もちろん安全面を考慮しないとね」と話している。

単純に高い縁石を導入できない事情もある。バイクのMotoGPでは、高い縁石は非常に危険だとして歓迎されないからだ。

「前回チャーリー(ホワイティング/F1競技委員長)も話していたけれど、MotoGPとF1で妥協しなきゃならないんだよ。主催者はできれば両方の選手権を開催したいと望んでいるからね」

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