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フェラーリ「ハンガリー2連覇に挑戦」/F1ハンガリーGPプレビュー

2016年07月22日(金)11:46 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、ハンガロリンクで行われるF1ハンガリーGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。

■セバスチャン・ベッテル「勝利を目指す士気は高い」
「結果を見れば、実際のところ現時点では僕たちがいい位置につけるために十分なポイントをとれていないのは確かだ。だけど、これまでの成績のことをずっと考える必要もないと思っている。もっといい結果をだせただろうと思えるレースもいくつかあったけれど、基本的に僕たちには速さが足りなかったということだ」

「まだ望むようなところに達していないことは分かっているから、それには満足できていない。だけどそのために懸命に取り組み続けているよ。一晩でその状況を変えられるならそうしたいところだけど、そう簡単な話ではない。僕は3レースを完走できなかったし、望んでいたような形になっていないのは明らかだ。まだ自分たちが望んでいたところに到達していないのは間違いない。だけど、同時に、それほど悪かったというわけでもない。これまでで最悪のシーズンだとも考えていないよ」

「こないだのレース(F1イギリスGP/第10戦)ではいくつかのことがまずい方向へ進んでしまった。でも、その後すぐにあそこで行われたテストではクルマについてかなり多くのことを学ぶことができたし、それが今後サーキットに戻ったときに役に立つはずだ。もちろん、すぐにこの状況を変えるのが難しいのは間違いない。だけど僕はこのチームのことは完全に分かっているし、今では問題への対応もやりやすくなってきているよ」

「もちろん、僕たちはレースに焦点を合わせている。だけど結果を予想することは無理だ。僕たちはここで考えうる最高の結果を得るために頑張っているところさ。ここで勝利しようというチームの士気はすごく高い。素晴らしいレースだし、素晴らしい雰囲気にもつつまれる。昨年僕たちが達成したことを繰り返すことができるよう期待しているよ」

■キミ・ライコネン「ばん回もまだ可能な位置にいる」
「今週末がどうなるのかは分からない。今シーズンはここまで浮き沈みも多かった。違うサーキットで違うコンディションの中でね。だけど、ここでの僕たちはシルバーストン(イギリスGP/第10戦)よりも強いはずだと思っている。十分な強さがあるかどうかは分からないけれどね」

「かなり接戦になると思っているけれど、そうならないかもしれない。明日になればだいたいのイメージがつかめるだろうと思う。いい週末にするためには多くのことがうまくかみあうことが必要だ。上位で戦うことができるチャンスをえるためにいい仕事をしないとね」

「僕たちのクルマがシーズン序盤よりもよくなっているのは確かだ。だけど、それではまだ十分ではない。いくつかのサーキットではかなり接近できるけれど、ほかのサーキットではまだかなり苦しめられている。これからもっと改善することができ、レースに勝てることを期待しているけれど、もちろんすぐにそうできるわけじゃない」

「僕たちの目標は2台とも上に位置することだし、レースに勝ち、F1タイトル争いをすることだ。今シーズンもまだ終わったわけじゃない。だけど、僕たちは現実的になる必要もある。まずは最大のライバルを倒すためにレースに勝ち始めることが必要だ。まだ多くのレースが残っているし、ばん回もまだ可能だよ。僕たちは最後まで戦い続けるよ」

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