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バトンとハミルトン「年間21戦でも問題なし」

2016年のF1シーズンは過去最多となる年間21レースが組まれている。だが、ジェンソン・バトン（マクラーレン）とルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）の2人は、過密スケジュールもあまり気にならないようだ。

今週末のF1第11戦ハンガリーGP（24日決勝）がちょうど今シーズンの真ん中に位置するレースとなり、翌週に開催されるドイツGP（31日決勝）が終わるとF1は3週間の夏休みを迎えることになる。

年間21レースが組まれたことで、例年よりも2週連続開催のレースが増え、チームの負担も大きくなっているのは確かだ。

■自分には問題ないとバトン

だが、現役ドライバー中最多F1出走数を誇るベテランのバトンは、ブラジルの『UOL（ウニヴェルソ・オンライン）』に次のように語った。

「僕は問題ないよ」

「僕は木曜日の朝に現地入りし、ほとんどの場合月曜の朝に発つんだ」

「メカニックたちにとっては違うだろうね。彼らはおそらく1週間に1日しか家にいられないんじゃないかな。彼らの家族にとってはすごく大変だよね」

■ハミルトンはヨーロッパ以外のレースがお気に入り

赤い自家用ジェット機で世界を飛び回っていることで知られる現F1チャンピオンのハミルトンも、今年のF1スケジュールは気にならないようだ。

「今年はたくさんレースがあるけれど、個人的にはヨーロッパ以外でのレースが好きなんだ。たいてい気候がいいしね」

そう語ったハミルトンは、次のように付け加えた。

「長いフライトも気にならないんだ。海外に行くのが好きだからね」