スーパーフォーミュラ第3戦富士で、ITOCHU ENEX TEAM IMPULのJ.P.デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が優勝、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3位で初の表彰台を獲得した。2台そろって素晴らしいレースを展開し、星野監督に表彰台をプレゼントした。
●【レース動画】スーパーフォーミュラ第3戦 富士スピードウェイ決勝レースダイジェスト
■優勝チーム 星野一義 監督(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
正直なところ、今日のレースはヤバいかなと思うものでした。JP(デ・オリベイラ)がちょっとしたミスで(中嶋)一貴に抜かれて…。でもそのあと、JPのタイムが上がって、一貴とはコンマ1秒、2秒というくらいの差で走っている中でちょうどSC(セーフティカーラン)になりました。
(SUPER)GTのときはSCが入ってがっかりするようなこともあるんですが、今回はSCが入り、『ほんとうにありがとうございます』というような状況でした(笑)。JPは(SUPER GT第2戦富士で)トップを走っていてタイヤがバーストするっていうこともありましたが、レースって運もいるんですよね。
でも何よりも優勝監督としてうれしいことは、今日はファンの皆さんにレースというもの、その戦いというものは、ドライバーの執念や魂などすべてが合わさって、最後チェッカー受けるまではわからないものであり、そういう素晴らしいレースを見せられたことです。
勝ち負けがあるレースの中で今日のレースは最高でした。一方で、関口(雄飛)がほんとに日本人のドライバーの中でファイトあるプレーを見せてくれてました。ロッテラーも抑えて…。誰かと絡むんじゃないかと思ったんですが、そこを抜け出してきたので、それは彼のセンスでしょうね。ありがとうございました。