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パスカル・ウェーレイン「マノーでアピールするのは難しい」

2016年07月13日(水)19:17 pm

パスカル・ウェーレイン(マノー)が、2017年にはトップチームへ移籍したいとの思いを語った。

メルセデス所属ドライバーであり、2015年にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で史上最年少チャンピオンに輝いたウェーレインは、今年からメルセデスパワーユニットを搭載することになったマノーでF1デビューを飾った。

■マノーにいたら難しいことが分かってきた

数日前には2017年もマノーでレースができればうれしいと思うと語っていたウェーレインだが、12日(火)にシルバーストンで2014年型メルセデスF1カーによるピレリタイヤのテスト走行を行った後で母国ドイツの『DPA通信』に次のように語った。

「なによりもまず、これは大きなチャンスだし、もちろん僕はこれを生かす必要がある」

「だけど、問題は、マノーでは難しいということがだんだん分かってきたことだよ」

■オーストリアでの10位が貴重な成果

そう語った21歳のウェーレインは、マノーに今季初ポイントをもたらす10位入賞を果たしたF1オーストリアGP(第9戦)に言及しながら次のように続けた。

「オーストリアでの週末を加えなければ、とりたててハイライトになるようなものもなかった。一方で、仮にオーストリアが悪い結果に終わっていたら、今年は僕が注目を集めるチャンスはなかったと思うんだ」

「だから、僕にとってはあれが重要な週末だったね」

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