ルノーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが、シルバーストン・サーキットで行われたF1イギリスGP決勝を終え、次のようにコメントした。
●【結果】F1イギリスGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ケビン・マグヌッセン「ただ、速さが足りなかった」
決勝/17位(49周でリタイアしたものの完走扱い)
「レース序盤のサーキットはすごく滑りやすかったし、ウエット状態でのバランスも難しかったよ。最初から攻める必要があったけれど、コースにとどまり続けることも必要だった。最善を尽くしたけれど、残念ながら今日の僕たちには速さが足りなかった」
「レース終盤には何かギアボックスに異常があるという疑いを抱いたので、予防措置的にリタイアすることにしたんだ。僕たちの日ではなかったけれど、これからすべてに目を通してハンガリー(24日決勝)にはより強くなって戻ってくるよ」
■ジョリオン・パーマー「母国レースは残念な結末に」
決勝/リタイア
「ホームレースなのに望んだような結果は出せなかったよ。レース序盤のウエットタイヤではまずまずだったんだ。そしてインターミディエイトタイヤに交換するためにいいピットストップもできた。うまく行っているように見えていたよ。僕はケビン(マグヌッセン)の前だったし、ロマン・グロージャン(ハース)にも追いつけそうだったんだ」
「スリックタイヤに交換するためにピットインしたときにグリーンライトがついたんだけど、その時点はまだ右リアタイヤの交換が完了していなかったんだ。だけど、僕はすでにスタートして停止位置を離れていた。そこからは、僕はおよそ1分を失ってしまっていたし、さらに危険な状態でピットを出たということで10秒加算ペナルティーも受けてしまった。今回起きたことは不運だったけれど、これはすべてのチームの誰にでも起こる可能性のあることだ」
「ギアボックスに異常な感触があったから予防措置的にリタイアすることにしたよ。どのみちあの時点では2周遅れになっていたしね。これからその問題を完ぺきに調査することになる。僕は今週行われるテストを楽しみにしているし、次のレース週末に集中していくよ」