NEXT...F1開催スケジュール

フェラーリ「シルバーストンでは後手に回っている」/F1イギリスGP2日目

2016年07月10日(日)1:39 am

フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが、シルバーストン・サーキットで行われたF1イギリスGP2日目を終え、次のようにコメントした。

●【結果】F1イギリスGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

■キミ・ライコネン「決勝ではコンディションも変わってくる」
フリー3/9番手
予選/5番手
「5番手と6番手というのは望んでいたものではないし、今日の結果には満足できていない。だけどこれが今日達成できた最高の結果だ。このサーキットでは僕たちに限界があることやどこで苦しめられているかも分かっている。サーキットのレイアウトやコンディションが僕たちにとっては楽なものではないし、自分たちにできることに少し行き詰まってしまっているんだ」

「予選でのクルマの感触は今週末を通じて最高だった。だけどまだ十分な速さがなかったのは明らかだ。Q2では自分自身で自分を苦しい立場に追い込んでしまったよ。最初の新品セット(タイヤ)での走行のときにスピンしてしまったんだ。そして次のラップではフロントホイールをロックさせてしまった。最後のアタックでQ3に進むことはできたけれど、こういうことをやっていてはダメだね」

「レースではコンディションがいつも違ってくるものだし、ここでは大きく変わることもある。僕たちはいつもレースのほうが強さを発揮できるし、明日も同じようになることを期待しているよ。いいスタートを決め、タイヤをうまく機能させて、正しい判断ができるように取り組むつもりだ」

■セバスチャン・ベッテル「決勝では順位を上げていけるはず」
フリー3/5番手
予選/6番手
「自分の周回には満足できていないよ。クルマは今朝よりはよくなっていたんだけどね。僕はかなりいいラップを行っていた。だけど最初の走行のときにストウ(ターン15)でクルマのコントロールを失ってしまったんだ。少しばかりハードに攻め過ぎたんだね。そして2回目の走行のときにはターン1で大きく膨らんでしまい、そこからはクルマが言うことを聞いてくれなかった」

「このサーキットでは僕たちは少しばかり後手に回っているようだ。これまではうまく前進を図ることができていたと思うけれど、それでは十分ではないんだろうし、ほかのチームと比べてもそうみたいだ。だから追いつくためにやるべきことがたくさんあると思う。もっとクルマを速くする必要がある。もっとダウンフォースをつけてね。同時にもっと効率的にしないとならないし、もう少しパワーも必要だ」

「ギアボックスの交換は受け入れるしかないし、それを踏まえた上でセッションに臨んだよ。レースを始めるときにはもうそんなことは考えていないし、明日はいいレースにしたいと思っている。速さはあるし、スタートする位置は本来僕たちがいるべきところではない。だからうまく順位を上げていけるはずだと確信できているよ」

「いいスタートを決め、1周目をうまくこなしたいと思っているし、そこからどうなるか様子を見よう。恐らく多少の雨が降るみたいだけれど、とにかく懸命に取り組み、冷静さを保ちながらレースに向かい、楽しみたいと思っているよ」

※フリー走行3回目終了後に規定外のギアボックス交換を行ったため、ベッテルには決勝スタート時に5グリッド降格ペナルティーが科される。このためベッテルは決勝を11番グリッドからスタートすることになる。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック