レッドブルリンクで開催中の2016年F1第9戦オーストリアGP2日目、予選を終えて、エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ)は次のようにコメントした。
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■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「ドライバーによって明暗がくっきりと分かれた」
「まず、あれだけ大荒れで非常に難しい予選だったにも関わらず、ジェンソン(バトン)と彼のチームはほんとうに良くやってくれた。Q3でジェンソンは、インターミディエイト(浅溝)でもオプション(ウルトラソフト)でも盤石の走りと見受けられた。ウェット用タイヤでは2番目に速いタイムをマークし、路面が急速に乾いて各車がオプションに履き替えてからは、5番手をガッチリと手中に収めた」
「ジェンソンの走りはすばらしかったが、ぜひとも、われらが技術陣とメカニックたちに言及したい。彼らは力を合わせて著しく難しいコンディションに立ち向かい、絶妙なタイミングでマシンをコースに送り出してくれた」
「さて、Q2でフェルナンド(アロンソ)のクルマにタイヤ装着のうっかりミスはあったものの、実質的に彼のQ3行きを阻んだのは、第3コーナー出口でジェンソンがグラベルに飛び出たときの黄旗だった。天候の悪化で、彼のチャンスは潰えたのだ」
「今日の午後は、ドライバーによって明暗がくっきりと分かれてしまった。明日めざすべきは、失敗を最小限に抑えることだ。恐らく、きわめて予測が難しくハプニング満載のレースになるだろう。何が起きてもそれを機会ととらえ、プラスに結びつけるようなポジションにいたいものだ」
【マクラーレン・ホンダ】 |
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