フェラーリ「ベッテル4番手も、ギアボックス交換でペナルティ」／F1オーストリアGP2日目
レッドブルリンクで開催中の2016年F1第9戦オーストリアGP2日目、予選を終えたフェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。
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■キミ・ライコネン「イザという時に1周をまとめきれなかった」
フリー3／2番手
予選／6番手（4番手スタートへ）
「今日はハプニングもりだくさんだった。Q3では雨に見舞われたが、セッション終盤には路面が乾き始め、タイヤはドライとウェットのどちらが良いのか読みきれなかった。そんな難しい状況で判断を誤った。細かな狂いがあちらこちらに現れ、イザという時に1周をまとめきれなかった」
「もっと縮められる気がしただけに、予選6番手は少々、残念だ。だが僕より前の人たち（ニコ・ロズベルグとベッテル）にペナルティが下ったので、結果オーライだ」
「今週末を通じて、ドライでもウェットでもマシンのハンドリングは良い。速さはある。決勝はだいじょうぶだろう。明日は誰にとっても難しい戦いになる。タイヤがどれだけ保つかは、ほとんどコースコンディションで決まりそうだ。きっとその点が鍵になる。明日はもっと良い戦いを心がける」
■セバスチャン・ベッテル「もっと冒険すれば良かった」
フリー3／1番手
予選／4番手（ギアボックス交換のペナルティで5グリッド降格、9番手スタートへ）
「マシンの感触は良かった。とても速かったよ。一日中ね。物足りない点なんて無かった。たったひとつ足りないのは、速いタイムかな。4番手は、まずまず。明日9番手に下げられてしまうのがくやしい。すべては最後の1周しだいだった。路面は、あり得ないぐらい乾いていた。僕の予想を超えていたかも。後の祭りだが、もっと冒険しておけば良かった。タイムアタックを遅らせれば遅らせるほど、条件は良かったんだ」
「明日は、何だってありのレースになりそう。雨だって降るかもしれない。気温もグッと下がるはず。タイヤを労われば、それが結果に結びつくよ。僕らは速いのに、こんな結果は無いよね。良いセッションになると思っていたのに。マシンはとても乗りやすかった。もっとトップに近づけるはずだった」
「縁石に関しては、現段階で変えようとすべきではない。来年に向けて解決策を探るならまだしも、明日、どうにかなる問題ではないと思う」
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