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フェラーリがトークンを使用して改良、メルセデスAMGも改良型投入でハミルトンは崖っぷち

2016年07月01日(金)20:11 pm

フェラーリとメルセデスAMGは、F1オーストリアGP(3日決勝)に改良型のパワーユニットを持ち込んでいる。

フェラーリは、パフォーマンスの改良に使われるトークンを1使用し、新しいパワーユニットで10馬力アップを見込んでいると『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。

ベッテルは、フェラーリの現状について次のように語る。

「僕たちは、一番優れたマシンではないし、一番優れたエンジンでもない。でも、自分たちの弱点は分かっているし、それに取り組んでいる」

「オーストリアでは、バクー(ヨーロッパGP)よりメルセデスAMGに大幅に近づけると自信をもっているよ。モントリオール(カナダGP)と同じくらいか、もっと近づけるかもしれない」

■ペナルティーを覚悟するハミルトン

メルセデスAMGも改良型のパワーユニットを導入したことで、ルイス・ハミルトンは、ターボチャージャーとエネルギー回生システムのMGU-Hが5基目になった。

今シーズン、パワーユニットの各コンポーネントは、全21戦で5基まで使用が認められている。それを超えた場合は、グリッド降格などのペナルティーを受ける。

ハミルトンは次のように語っている。

「僕は今週末から最後のエンジンを使い始めるから、少なくとも1回は最後尾からスタートすることになるね。2回になる可能性も高い」

「最悪なのは、メルセデスAMGのドライバーでそういう目に遭うのが僕だけという点だよ」

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