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【ホンダF1】「新ターボの効率性に自信あり」／オーストリアGPプレビュー

ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、レッドブルリンクで行われるF1オーストリアGP（7月3日決勝）に向けて意気込みを語った。

■長谷川祐介「ポイント争いが可能となるはず」
「レッドブルリンクは美しいテクニカルサーキットです。最初の上り坂区間を駆け上がってしまえば、あとはほとんどがきついコーナーが設けられた高速の下り坂になります。それに、1年を通じても非常に全長が短いサーキットのひとつです。ですから、スタートが切られた瞬間からドライバーたちは緊迫した戦いに挑むことになりますし、エンジニアたちは戦略を練り、レースを通じて速やか適応していくことになります」

「このサーキットはどちらかと言えばパワーが重要になるところです。しかし、新しいターボの効率性はモントリオール（第7戦カナダGP）でもバクー（第8戦ヨーロッパGP）でも役に立ったことが確認できています。起伏に富んだこのサーキットに合わせてうまくERS（エネルギー回生システム）を使うことができると期待していますし、日曜日の決勝ではポイントを狙って戦うことができると思っています」