日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は23日、三菱自動車による燃費データ不正の対象となっている軽自動車「デイズ」および「デイズルークス」の新届出燃費値の確定に伴い、「デイズ」および「デイズ ルークス」のユーザーへの補償を以下の通り決定し、実施することを発表した。
補償内容は、同日に三菱自動車が発表した『eKワゴン/eKカスタム』『eKスペース』と同内容だ。
補償金額の考え方は、以下の3点を発表した。
・新届出燃費値と旧届出燃費値との差による燃料代の差額
・今後の車検時等に想定される自動車関連諸税の増額分
・ご迷惑をおかけしたお詫び
(1)対象ユーザー
「デイズ」、「デイズ ルークス」を2016年4月21日迄の使用者(自動車検査証に記載の使用者)
(2)補償の内容
<支払い金額(1台あたり)>
① :10万円(以下②③④以外)
② 残価設定型クレジットの場合:契約年数に1万円を乗じた額。 但し、現契約終了時に買取(現金一括又は再分割)する場合は、現契約終了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額を支払う。
③ リースの場合(2016年4月21日迄にリース契約):契約年数に1万円を乗じた額。但し、現契約満了時に車両買取権を行使する場合は、現契約満了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額を支払う。
④ 過去(2016年4月20日以前)の使用者:使用年数に1万円を乗じた額。
(3)追加納税義務が発生した場合
新届出燃費値と旧届出燃費値との差異により、ご購入時の減税ランクに差が生じ、追加納税義務が発生した場合は、三菱自動車工業株式会社が対応する。
また、本件に関する専用窓口を設置したことも発表。
お客さま相談室:0120-787-217(受付時間9:00~17:00)
補償の具体的な手続きについては、2016年7月下旬を目途に、ダイレクトメールやホームページ等で案内予定とのことだ。