ウィリアムズがジェンソン・バトン(マクラーレン)への興味を否定しなかった。
マクラーレン・ホンダでは、来季バトンに代えて控えドライバーのストフェル・バンドーンをフェルナンド・アロンソのチームメートとして昇格させるのではないかとのうわさが根強くささやかれている。
■バトンにウィリアムズ復帰のうわさ
そうなった場合、バトンはそのままF1を引退するか、あるいはほかのチームに移籍するかという選択肢しかなくなる。だが、いかに2009年のF1チャンピオンであるとは言え、現在36歳となったバトンを迎え入れる可能性のあるチームはそれほど多くはないだろう。
しかし、バトンが2000年にF1デビューを飾ったときの所属チームであるウィリアムズが、バトンに興味を示しているようだとのうわさがささやかれている。
■素晴らしい見出しになるだろうとウィリアムズ
チーム設立者兼代表であるフランク・ウィリアムズの娘で、現在はチーム副代表として実質的にチームを率いているクレア・ウィリアムズは、イギリスの『Sky(スカイ)』に次のように語った。
「バトンがウィリアムズに復帰というのは素晴らしい見出しになるでしょうね」
「もちろん、彼が獲得可能だということになれば、魅力的な提案になるでしょうね」
オックスフォードシャー州のグローブに本部を置くイギリスの名門F1チームでデビューしたイギリス人ドライバーのバトンが、F1キャリアの最後に再びウィリアムズに所属するという可能性もまんざらなくはなさそうだ。