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レッドブル「やや苦戦ぎみ」/F1ヨーロッパGP1日目

2016年06月18日(土)3:42 am

バクー市街地サーキットで開催中の2016年F1第8戦ヨーロッパGP1日目、2回のフリー走行を終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは、次のようにコメントした。

【結果】F1ヨーロッパGPフリー走行2回目の順位、タイム差

■マックス・フェルスタッペン「このサーキットは楽しい」
フリー1/16番手
フリー2/7番手
「FP1(フリー走行1回目)を棒に振ってしまったのが痛かった。フリー走行で周回数を稼がないとセットアップに遅れが出るばかりか、ドライバーにとっても痛い。クルマに慣れるには、走りこむ他に道はないんだ。2回目も今いちだった。課題は多いがショックは受けていない。だって仕方がないだろう?確かにまだ手探りだけれど、とても優秀な技術者がチームにはいる。彼らが問題を解決してくれるよ」

「それよりも、このサーキットは楽しいね。もっとも、縁石が傷んでいるところがあって(FIA(国際自動車連盟)と)話をしなくてはならないし、ピットレーンの出口も良くない。もう少し間口を広げれば良いのに」

「路面はとても滑りやすい。超高速からのブレーキングは簡単ではないし、サーキットの一部がとても狭くて集中力が要る。退避エリアも気をつけたいところだ。はまって、簡単に出られなくなる」

「ここは、直線が長い。直線は僕らが苦手とするところだ。セットアップで譲るところは譲って、なるべく良い落としどころを見出したい」

■ダニエル・リカルド「FP2をフルに走れたのはクルーのおかげ」
フリー1/13番手
フリー2/10番手
「このサーキットは、中々クールだね。見ためどおり道幅は狭いし、一部のカーブは、F1カレンダーのどこを探しても他に見当たらない。お城の先には走行ラインが何本もあるんだ。ただでさえ難しいコースなのにね。ほんとうに珍しいサーキットだ。午前の走行で僕自身がご覧に入れたとおり、すごく難しいコーナーがある。やっかいだよ」

「ブレーキングが遅れたんじゃない。ブレーキのリリースが早すぎたんだ。その結果、オーバースピードでコーナーを回ってしまった。カーブの頂点までは良かったが、出口で後輪が逃げた。受けたダメージは大きかった」

「クルーががんばってくれて、FP2に僕を送り出してくれたのは助かった。セッションをフルに走れたのは、ひとえに彼らのおかげだ。直線は、考えごとができるほど長い。コーナーが技術的に難しく、ほんとうに集中しなければならないので、ホッと一息つける瞬間があるのは良いね」

「市街地コースを速く走りたければ、限界ギリギリを狙うことだ。それに、壁に思い切って迫るぐらいでないと。僕らにはまだグリップレベルが思うところまで来ていない。それに、新コースの常としてタイヤ性能を引き出すのは簡単じゃない。その点を解決できたら、すぐタイムアップにつながる」

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