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レッドブル「2018年までリカルドとフェルスタッペンで行く」

2016年06月16日(木)16:45 pm

レッドブルが、2017年と2018年も現在と同じドライバーラインアップで臨むことになると主張している。

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■リカルドにはフェラーリ移籍のうわさも

最近、ダニエル・リカルド(レッドブル)がキミ・ライコネンの後任としてフェラーリへ移籍するのではないかとのうわさが強まっていた。その場合、来季レッドブルでマックス・フェルスタッペンのチームメートを務めるのは、トロロッソのカルロス・サインツだろうといううわさもささやかれている。

スペインのメディアは「レッドブルが僕を必要とする場合にはそれに応えるよ」とのサインツのコメントを紹介している。

■リカルドがレッドブルとの契約を延長との報道

だが、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』を含む複数の国際的メディアが、レッドブルではリカルドとの契約を2018年まで延長したと最近報じている。

レッドブルのドライバー育成責任者として知られるヘルムート・マルコは、数日前にドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、「リカルドは2018年までは我々のところにいるよ。それは間違いない」と語っていた。

さらに、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、リカルドの契約が今季限りで切れるといううわさは「間違いだ」と語ったと伝えられている。

F1公式サイトから、レッドブルでは2017年もリカルドとフェルスタッペンのコンビで行くつもりかと質問されたホーナーは、「その通り。だが、2017年だけの話ではないよ」と答えている。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、近いうちに正式発表が行われるだろうとしているが、リカルドの契約は年俸アップを伴うもので、2017年以降の2年間にわたって2,000万ユーロ(約23億5,000万円)を稼ぐことになるだろうと付け加えている。

■2017年にはレッドブルがメルセデスAMG最大のライバルに

さらに、マルコは15日(水)に発行されたドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に、2017年にはレッドブルがメルセデスAMGとF1タイトル争いを繰り広げることになるはずだと次のように語っている。

「(2017年の)ルール変更と、ルノー(パワーユニット)のパフォーマンス増大が期待されること、とりわけ、我々にはフェルスタッペンとリカルドという2人のドライバーがいることで、2017年には我々がメルセデスAMGへの挑戦者になるだろう」

マルコは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグを軽視しているわけではないものの、レッドブルのドライバーたちのほうがメルセデスAMGのドライバーたちよりも上を行くはずだと考えているようだ。

「私はただ、リカルドとフェルスタッペンのほうがよくなるだろうと言っているだけだよ」

そう語ったマルコは、次のように付け加えた。

「2人とも、今後2年のうちにF1タイトルを勝ち取ることができるだろう」

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