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フロントウイング破損の原因究明を求めるグロージャン

2016年06月15日(水)21:03 pm

ハースのロマン・グロージャンが、チームに対して技術的欠陥の原因を究明するよう訴えかけている。

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■原因不明のフロントウイング破損が複数回

今年からF1参戦を開始したハースだが、これまでに何度かフロントウイングに原因不明のトラブルが発生している。

そして先週末にモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1カナダGP(第7戦)でもまた同じようなトラブルが発生してしまった。

ハースのナンバー1ドライバーを務めるロマン・グロージャンは、母国フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』に対し、「レース中にフロントウイングを失ったのはこれで3度目だよ」と語ると、次のようなジョークを付け加えた。

「きっと僕はクルマが耐えられないほど速く走り過ぎているんだろうね」

■トラブルさえなければもっとポイント獲得も

チームメートのエステバン・グティエレスがいまだにノーポイントなのに対し、グロージャンはここまでの7レース中3戦でポイントを獲得している。だが、直近のモナコGPとカナダGPでは、2戦連続で予選・決勝ともにグティエレスに負けてしまっている。

それだけに、グロージャンとしてはトラブルの原因を早急に究明して欲しいという気持ちが強いようだ。

「(トラブルの)説明を見つけなければならない。僕たちはポイント圏内からそう遠くないところにいるだけにね。僕は自分にできる限りのことをやっていた。本当にこのクルマでどこでも限界の走りをしていたよ。そうしたらウイングがひとりでに壊れてしまったんだ」

そう語ったグロージャンは、次のように付け加えた。

「その後はクルマの能力をできる限り引き出せたから、あのレースにはかなり満足できている。だけどこういう問題すべてを解決することが必要だよ」

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