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【マクラーレン・ホンダ】バトン「歴史ある街でのF1に期待」/ヨーロッパGPプレビュー

2016年06月15日(水)17:37 pm

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、バクー市街地サーキットで行われるF1ヨーロッパGP(19日決勝)に向けて意気込みを語った。

【動画】世界遺産を駆け抜ける、バクー市街地コースでの初テスト走行のオンボードカメラ映像

■ジェンソン・バトン「クルマのセットアップがカギになる」
「カナダではリタイアするまではかなりいい形の週末になっていたけれど、残念な結果に終わってしまった。僕はもう新しいサーキットで開催される次のレースに頭を切り替えているよ」

「僕が見る限りでは、バクー市街地サーキットはかなりよさそうだね。特に街の中心部は非常に歴史がある。でも僕たちは城塞(じょうさい)の街の中心部を、時速300km以上でうなりを上げながら敷石の上を走ることになるけどね」

「あの地域がF1レースを開催するために、どういうふうに姿を変えたのかを見るのが楽しみだよ。フェルナンド(アロンソ)からはいい話を聞いているし、レイアウトもよさそうだ。ワクワクするような狭いセクションと、追い抜きも可能な広いエリアがうまく組み合わされているらしい」

「長い高速ストレートがあることでクルマには厳しいものになりそうだ。ERS(エネルギー回生システム)にも大きな負荷がかかるし、燃費も悪くなる。だから僕たちも自分たちのパッケージをこのサーキットに合わせてできる限り速くセットアップできるよう、身を入れて懸命に取り組む必要があるよ」

「もちろん、戦略、タイヤ、温度に関することについてはシミュレーターのデータがたくさんある。チームの何人かはすでにここを訪れて、ここのコンディションへの対応をしてきている。だけど、実際に走ってみるまでは、まだよく分からないことばかりなんだ」

「新しいサーキットがお目見えするのはもちろん活気づくものだし、全員がより均等な条件で臨むことになる。少なくとも最初のころはね。だから新しいサーキットでのチャレンジが楽しみだ」

「カナダは残念な結果だったけど、そこからすぐに反撃に転じていかなくてはならない。そしてまったく新しいグランプリに向かうということは、焦点を合わせるべき部分もめまぐるしく変わるだろうということだ。次のレースに向け、期待と不安が強まっているのは間違いないよ」

「僕たちは1レースごとに改善し続けることができるよう懸命に取り組んでいる。カナダではつまずいてしまったし、これから1週おきにレースが開催される忙しい時期を迎えるけれど、そこでも僕たちが力を高め続けることができるのを期待しているよ。たとえ少しずつではあってもね」

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