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レッドブル「低気温が勝負を分けた」/F1カナダGP決勝

2016年06月13日(月)7:21 am

F1第7戦カナダGP決勝を終え、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは、次のようにコメントした。

【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■マックス・フェルスタッペン「最後の10周はすごく楽しかった」
決勝/4位
「やれることをやった結果が出た。われながらがんばった。ウィリアムズの前でフィニッシュして表彰台に立ちたかったが、タイヤの性能低下に気づいたときは遅かった。してやられたよ。いっそのこと雨でも降ればよかったのに」

「どうせ上位の2台(メルセデスAMG)について行くのは無理と分かっていたから、序盤は燃料とタイヤをセーブしながら走った。ダニエル(リカルド)が背後に迫った段階でペースを上げようと思った。自分の運転にとても満足だ。それと、新しいパワーユニットに替えてからは、メルセデス勢をもってしても長い直線で僕らを追い越すのは無理だ。僕らにとって大きな進歩だよ」

「最後の10周はすごく楽しかった。僕の人生であれほど必死に走った10周は、かつてない。ずっと4番手で走っていたから、絶対に他人に渡したくなかったんだ。終盤はものすごい争いだった。彼(ニコ・ロズベルグ)のペースはとても良かったが、何とか順位を守ることができた。最終ラップは、それはもうすさまじかった」

「モナコGPがあんなレースだっただけに、カナダGPを大きな笑顔で終えられてうれしい。次はバクー(6/19 第8戦ヨーロッパGP)だね。誰にとっても未知のレースだ。タイヤのグリップレベルはどんな感じだろう。とりあえず今日はシメシメって感じだよ」

■ダニエル・リカルド「レース運びに失敗した」
決勝/7位
「スタートの蹴りだしは、まあまあ。メルセデスAMG勢がいやに遅くて、ぜんぜん行き場がなかった。第2コーナーの出口で(ニコ)ロズベルグが息を吹き返して、僕はイン側、マックス(フェルスタッペン)はアウト側にマシンを振った。そこで順位をひとつ落とした」

「ウルトラソフトを履いた第1スティントのペースはマックスより良かった。前に誰もいなければ、僕のほうが速いとチームには指摘したんだけれど。最初のピットストップでソフトに替えたところ、ロックさせてしまい、丸々、痛めてしまった。再びピットインしたが、こんどはキミ(ライコネン)に引っかかった。彼について走ることはできても、タイヤの状態が状態だけに追い越しをかけるのは不可能だった」

「今日はレース運びに失敗したが、幸い、わずか1週間で次のチャンスがやってくる。バクーでは、もっと良いレースをしなければならない。新しいコースは、なんど経験してもワクワク感が止まらない。市街地レースだから、きっと楽しいに違いない」

●【動画】F1カナダGP決勝レースハイライト映像

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