レッドブル「期待以上の予選順位だ」／F1カナダGP2日目
ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催中のF1第7戦カナダGP2日目、予選を終えたレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、次のようにコメントした。
■ダニエル・リカルド「予選4番手を確保できて良かった」
フリー3／6番手
予選／4番手
「すごく嬉しい。今週末は安定している。着実に歩を進め、より良いリズムで予選に臨むことができた。決勝スタート順を決めるもっとも大切なセッションだけに、失敗は許されないと思っていた。その結果4番手を確保できて、とても良かったと思う」
「タイム的にはポールポジションから10分の数秒落ちで、大きな差はない。サーキットの特性を考えると出色の出来だ。最後のアタックで、最終シケインの外壁にひどく当たってしまったが、走行ラインに戻れて大したタイムも失わず、ラッキーだった」
「このレースはスタートが命。ただし、追い越しは可能だ。どうやら直線の速さは良さげなのでオーバーテイクも狙える。明日は仮に雨が降らなくても涼しくなるだろう。そんなコンディションでは、誰にもチャンスはある。5~6台でバトルができたら、さぞかし楽しいだろう。そうなると、正しいタイミングで条件に合ったタイヤを履く者が勝負の鍵を握る。マシンの速さはもちろん、頭を使って冒険を冒すことだね」
■マックス・フェルスタッペン「すごく良い予選だった」
フリー3／2番手
予選／5番手
「（今までと比較して）今日はすごく良い予選だった。もう少しメルセデスAMGに近づくことができればと思ったが、これが現実なんだね。彼らは予選で馬力を上げてくる。調子もかなり良さそうだ。明日はもう少し彼らに近いところで戦いたいけれどね」
「Q3で最後のアタックは、自分でも良くなかったと思う。2本目の周回は本来、タイムが伸びてしかるべきだが僕はそれに失敗した。でも大した問題じゃない」
「決勝のペースは良い感じだ。ポイントを稼げるかどうかは決勝しだい。それに天気も気がかりだ。今日の予選で気温は大して上がらなかった。カナダでは、左右に迫る壁を避けながらの戦いになる。でも、モナコに比べるとマシンの姿勢を修正するぐらいの時間はある。昨日からコンディションが変化したため、運転スタイルの変更で対応する必要はある。さもないと容易にタイヤをロックさせたり、走行ラインが膨らんでしまうからね」
「メルセデスAMGをやっつけるのは大変だ。それにフェラーリも調子良さげだが、明日の決勝は雨が僕らの味方をしてくれたら良いね。きっと大変なレースになると思う」
