ルノーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1カナダGP(12日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ケビン・マグヌッセン「ポイントを狙いたい」
「半分市街地コースのような雰囲気を持つカッコいいサーキットだよ。高速で駆け抜けるシケインや強いブレーキングが必要な部分があるという特性によってすごく腕が試されるところだ。全体的に走っていてすごく楽しいし、いつもいいレースになるよね」
「モナコよりはパワーが重要になるサーキットだから、あそこでは最新型パワーユニットの効果がもっと出るはずだ。もっとセットアップを調整するために時間がとれて、クルマの改良パーツをうまく利用できることを期待している。いい週末にしてポイント獲得に向けて戦えるといいね」
■ジョリオン・パーマー「新スペックパワーユニットに期待」
「昨年行って本当にすてきな街だってことが分かったよ。それに心からF1が街へやってくるのを歓迎してくれるところだし、行くのが待ち遠しいよ。サーキットは追い抜きのチャンスもあって素晴らしいと思う。過去にもいいレースが行われたし、初めてレースをしにあそこに行くのはワクワクする思いだ」
「僕もBスペックパワーユニットを初めて搭載することになる。モナコではよく改善されていたように見えた。カナダはもっとパワーが必要なサーキットだからモナコでの進歩は前向きなことだったし、モントリオールでは僕たちの目標達成を助けてくれるはずさ」
「新しいエンジンマッピングは間違いなくよくなっているみたいだし、カナダでも低速コーナーからの立ち上がりではいいトラクションが必要になる。パワーも増しているし、そういう意味では言うことなしだね」
「僕たちももっと競争力を発揮できるはずだ。あのサーキットでクルマの能力を最大限に引き出せるよう全力を尽くすつもりだし、いつもと同じように攻め続けていくよ」