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ザウバー、生き残りに向けて「強力なパートナー募集中」

F1史上初の女性チーム代表として知られるザウバーのモニシャ・カルテンボーンだが、最近ではレース現場に来るひまも惜しんでスイスのヒンウィルにあるチーム本部を拠点として資金調達に奔走する日々が続いている。

めずらしく先週末のモナコGPに姿を見せていたチーム共同オーナーでもあるカルテンボーンは、チームの現在の状況に関する質問を受けると次のように答えた。

「ええ、私たちは問題を抱えていますし、この状況から脱するために懸命に取り組んでいます。これに関しては近いうちに解決できる自信を持っています」

うわさでは、ザウバーが新たな共同経営者、あるいはチームを買収して新オーナーになってくれる相手を探していると伝えられている。カルテンボーンはそれが事実であると認め、次のように続けた。

「はい、私たちはしばらく前からそれに取り組んでいます。私たちは今それが必要だということが分かっていますからね」

「今日の環境からすれば、独立系チームがF1で強さを発揮しようとすれば、強力なパートナーが必要です。ですから私たちもその可能性を探ってきていますし、チャンスを求めているのです」

そう述べたカルテンボーンは、「近いうちに解決できることを期待しているところです」と締めくくった。