ルノーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが、モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1モナコGP決勝を振り返って、次のようにコメントした。
●【レース結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ケビン・マグヌッセン「クビアトにぶつけられた」
決勝/リタイア
「レースをいい形でスタートできたし、セーフティカーが入ってすぐインターミディエイトタイヤに交換するという戦略も本当によかった。あんなに早くそうしたのは僕たちだけだったし、あれは正しい判断だったよ。ほかの多くのドライバーたちはまだピットインを行っていなかったから僕たちはいい位置にいた。そして順位をたくさん上げることができた」
「残念ながら、クビアト(トロロッソ)が正気を失ったみたいに僕にぶつかってきたんだ。あれで事実上僕のレースは終わってしまったよ。僕は走り続けていたし、早めにスリックタイヤに交換した。もう失うものなど何もなかったからね。だけど、最終的にはウォールにぶつかってしまいフロントウイングを壊してしまった。あの時点ですでに何周もラップダウンされてしまっていたし、クルマはかなりダメージを負ってしまっていたから安全をとってリタイアしたんだ」
「レースではかなりいけそうだと思っていたから、いい週末にできなかったのは残念だ。これからはカナダGP(6月12日決勝)に焦点を合わせ、そこでもっといい週末にすることを考えないとね。モントリオールは僕たちにとっては力が示せるサーキットのはずだし、改良パーツの力を示すことができるはずだよ」
■ジョリオン・パーマー「白線の上でホイールスピンしてしまった」
決勝/リタイア
「セーフティカーの後ではトラクションがぞっとするほどだった。それにやられてしまったよ」
「コースを横切る白線の上に乗ったら5速ギアでホイールスピンを起こしてしまったんだ。僕にできることは何もなかったよ。僕は壁に向かってまっすぐに突っ込むクルマにただ乗っているだけだった。白線の上は滑りやすいということは分かっていたけれど、それは至る所にあるからすごく難しいよ」
「このサーキットは大好きだし、これまではいい成績を収めることができていたからがっかりだ。でも今後はカナダGP(6月12日決勝)のほうに目を向けていくし、もう今週末のことは忘れることにするよ。今年のモナコは僕にとってはよくなかった。次のレースのほうへ頭を切り替え、今度はいい週末にしないとね」