ジェンソン・バトンは、来年もマクラーレン・ホンダで走りたいと話している。
36歳のバトンはチームと1年契約を結んでいる。来年のシートに関しては、控えドライバーを務めている若手のストフェル・バンドーンが強力なライバルだ。
●マクラーレン総帥「バンドーンはライバルには絶対に渡さない」
バトンはF1モナコGP(29日決勝)で『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。
「競争力のあるクルマで走れる可能性があるうちは――来年マクラーレンがそうなるかもしれない――F1に残りたいと考えている」
「新しいルールになって、クルマが速くなるから、それに挑戦できたらいいよね」
■ウィリアムズ移籍の可能性は?
バトンに関しては、古巣のウィリアムズに移籍する可能性もささやかれている。これについて聞かれると、バトンはこう答えた。
「僕はマクラーレンとホンダのやっていることが好きだし、成功するときにそこにいたいと思っている」
いずれにしても、バトンは複数年契約を結ぶつもりはないようだ。
「選ぶ自由を持ちたい年齢になったからね」とバトン。
「小さいけれど選択に影響を与えるような要素があるかもしれない。僕の場合は、アロンソと競えることや、新しいルールになることなどがそうだ。なにしろクルマが1周あたり3、4秒速くなるっていうんだからね」