2016年F1第6戦モナコGPが5月26日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.340km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。タイムは1分15秒537だった。
モナコでの最初のセッションでは、ここで初めて使用されるウルトラソフトタイヤを各ドライバーが積極的に使用してタイムを刻んでいく。いつも通りメルセデスAMG勢が速さを見せ、ニコ・ロズベルグが2番手につけると、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが3番手に続いた。
その下4番手にダニエル・リカルド、5番手に前戦スペインGPで初優勝を飾ったマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル勢がここでも好調ぶりをアピールしている。
セッション終盤にはロズベルグがコース上の排水溝のふたと思われるものを巻き上げるというハプニングが発生。ロズベルグが左リアタイヤをパンクするとともに、その物体に接触したジェンソン・バトン(マクラーレン)のフロントウイングが大きく破損。これでセッションは赤旗中断となり、そのままチェッカーフラッグが振られた。
6番手から10番手までの結果は次のとおり。6番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、10番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。
マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが13番手、終盤にトラブルに巻き込まれたバトンは15番手でセッションを終えている。
F1モナコGPフリー走行2回目は、このあと日本時間21時から始まる。
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