2013年末にスキー中に転倒し頭に重傷を負ったミハエル・シューマッハは、事故後2年5か月ほどが経過した現在もスイスの自宅で懸命なリハビリ治療が行われている。
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シューマッハの家族やマネジャーは、その容体などに関しては徹底した報道管制をしいており、具体的な回復状況などが伝えられることはまったくと言っていいほどないのが現実だ。
そんな中、かつてシューマッハを擁して栄光の一時代を築いたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ前会長が、7度F1王座についたシューマッハの状況に関して新たなヒントを提供するコメントを行ったことが報じられている。
モンテゼモーロは、イギリスの『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』に次のように語った。
「私は彼(シューマッハ)が反応を示していることを知って非常にうれしく思っている」
それ以上の詳細を語ることはなかったモンテゼモーロだが、次のように付け加えている。
「これは彼の決意のおかげだ。それがこれからも不可欠だからね。彼は今の非常に困難な状況から抜け出してみせるだろう」