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トロロッソ「挑戦しがいのあるサーキット」/モナコGPプレビュー

2016年05月25日(水)16:43 pm

トロロッソのダニール・クビアトとカルロス・サインツが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1モナコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ダニール・クビアト「最大レベルの集中を維持することが必要」
「モナコに関しては、初めてここをF1カーで走ったときのことをいつも思い出すんだ。フルスピードで走ったんだけど、最初の1周はちょっと怖かったな。すごく狭いからね。つまり、壁にすごく近いところを走るわけだから、モナコでのレースは常に難しいよ。特にターン4と最終セクターのターン13から19までがね」

「ターン3と4は楽しい。あそこは速いし、いい気持ちで走ることができる。ターン6はこのサーキットで最も低速のコーナーだ。そしてターン10に差し掛かったときのブレーキングはいつも難しい。ターン13と14はここでは最速だし、勇気が必要な個所だね」

「ここは素晴らしい歴史を持つほかにはない特別なサーキットだ。ここを走るときはいつも息をのむような感じだよ。常に最大レベルの集中を保つことが必要なんだ。そして、それは今年も同じさ」

■カルロス・サインツ「レースが待ちきれない思い」
「モナコはすごく特別だし、僕の大好きなサーキットのひとつだよ。それは僕だけではなくドライバー全員に言えることだ。すごくワクワクする挑戦しがいのあるレース週末だよ。特に、レースがスタートしたときのターン1はすごいよ。あそこはとても狭くて一度に1台だけしか通ることができないんだ。だからあそこでは大混雑になるし、とりわけ中団か後方からスタートしたときには最初のコーナーでいったんクルマをほぼ停止させることが必要になる場合もあるくらいさ」

「カジノとカフェ・ド・パリを走り抜けるターン3と4はシーズンを通じて最も魅力のある個所かもしれないよ。初めてここを走り抜けるときはすごく特別な感じを受けるんだ。ここはこのサーキットでも一番挑戦しがいのある個所だからね」

「ターン5、6、7と8はサーキットでも低速の部分だ。ターン6はシーズン全体を通じて最も低速だね。あそこは1速ギアまで落としてステアリングをロックするまでいっぱいに切った状態で走ることになる。そしてトンネルは全速力で駆け抜ける。フリー走行1回目の最初の周回であそこを全速力で走るのはかなり難しいけれどね。常にアクセル全開で行きたいと思ってはいるけれど、安全をとって少しアクセルを戻すんだ。自信を持っていけると確信できるまではね」

「ターン10は一番路面のでこぼこが大きなコーナーだし、1年の中でも最もブレーキングが難しいところだと言えるよ。去年あそこでエリクソン(ザウバー)と戦ったときのオンボード映像をチェックすれば、僕が言っている意味が分かるはずさ。ターン12、13そして14はここでは最速で気持ちのいいコーナーだ。ここがこのサーキットの中で僕が一番好きな個所なんだ。今週末のレースが待ちきれない思いだよ」

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