ホンダが、2016年のF1第13戦ベルギーGP(8月28日決勝)までに残りすべての「トークン」を利用してパワーユニットのパフォーマンス改善開発を行うことを計画しているとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じた。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』には、ホンダのあるエンジニアが語ったとされる次のようなコメントが掲載されている。
「そのころには、我々はさらに大きな電気パワーを供給することができるでしょう」
さらに、その記事には、ホンダは今季2段階でのパフォーマンス改善を計画しており、最初はカナダGP(第7戦/6月12日決勝)で新スペックパワーユニットが投入される予定だとも書かれている。
そして、伝えられるところによれば、2017年に向けてホンダはこれまでとはまったく異なるコンセプトによるパワーユニットを製造することになるだろうという。
これまでは「サイズゼロ」と呼ばれるコンセプトのもとにターボチャージャーがV型の排気管の内側に収められる非常にコンパクトなパッケージングが施されていた。しかし、来年のパワーユニットではターボの配置位置もメルセデスなどと同じ位置になるだろうと言われている。