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ルノー「F1最大のチャレンジ」/モナコGPプレビュー

2016年05月23日(月)16:53 pm

ルノーのジョリオン・パーマーとケビン・マグヌッセンが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1モナコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジョリオン・パーマー「いろんなドラマが起こるサーキット」
「モナコは大好きさ。狭くて曲がりくねっているし壁がすごく近いからミスは許されない。これまでに僕が走ったサーキットの中では一番すごいところだ。単に市街地コースだからというわけではないよ。こんな市街地コースはほかにはないね」

「みんなが毎日使っている普通の道路で、レースサーキットのために設計されたわけではないから、すごく路面のでこぼこも多いし、簡単にミスを犯して壁に突っ込んでしまうんだ。ドライバーにとっては速いタイムを刻むのは本当にワクワクするような挑戦になるし、至るところで壁をこすりながらの走行が必要になる。すべてをうまくまとめあげてモナコで勝利するのはF1の中でも最大のチャレンジだね」

「子供のころに見たモナコのレースでよく覚えているものがあるんだ。オリビエ・パニスが勝ったときだよ。僕はまだ小さな子供だったんだ。5歳くらいだったかな。あれはものすごいグランプリだったよ。パニスがリジェで勝ったんだからね。あれは、このサーキットではどんなことだって起こる可能性があるということを示すものだった。追い抜きが難しいサーキットだけど、多くの伝説的なレースが生まれているよ」

「僕はGP2シリーズのときに2度モナコで勝っている。最初は2012年のスプリントレースだった。スタートをうまく決めて第1コーナーでの混乱を抜けてサン・デボーテでトップに立ち、その後はチェッカーフラッグまでレースをコントロールしたよ。そして2014年にはポールをとり、ファステストラップを記録して優勝したんだ」

■ケビン・マグヌッセン「モナコでのベストレースを目指す」
「モナコでは常にいい経験ができる。サーキットは素晴らしいし、イベント全体もシーズンの中でも最高レベルの見応えがあるからね。F1にもここでは素晴らしい歴史があるし、すべてが素晴らしいよ」

「僕が初めてモナコで走ったのはルノー・ワールドシリーズでのクルマだったし、すごく興奮したよ。とにかくすごいんだ。ほかにはこんなところはないね。コースの狭さには驚かされるし、1周する間に気を休めるひまもないんだ。テレビでのF1レースを何度も見ていたから、よく知っていたような感覚があったんだ。自分で運転するまではね。だけど、モナコのようなレースはほかにはないよ」

「僕はまだモナコでは自慢できるような結果は残せていないし、自分にとってのベストレースはまだ達成できていないよ」

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