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ハイネケン、F1スポンサーシップ情報のリークにお冠

2016年05月19日(木)16:54 pm

先日、オランダの世界的ビールメーカーであるハイネケンが新スポンサーとしてF1に参入するという報道が行われた。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンも実質的にこの報道が正しいことを認めたものの、どうやらその情報が漏れ伝えられたことにハイネケンが気分を害しているようだ。

先週、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙が、ハイネケンがエクレストン率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1商業権管理会社)との間に2億ユーロ(約247億円)で5年間契約を結んだと報道。それによれば、今季の第7戦カナダGP(6月12日決勝)からサーキットのコース脇にハイネケンの広告が掲示されることになるという。

『De Telegraaf(テレグラーフ)』はさらに、「ハイネケンは恐らくFOMとの契約の一環として1チームとのパートナーシップ契約も結ぶことになるだろう」と付け加えていた。

これに関し、エクレストンは今週『Guardian(ガーディアン)』に次のように語った。

「どうやら、オランダのウェブサイトにリークされてしまったようだ。ハイネケンは私に対し、これは非常に残念なことだし、怒りを覚えていると語ったよ」

このエクレストンの発言からも、今回の報道が事実であったことはほぼ間違いないと考えられるものの、当のハイネケンではまだ正式にF1参入を認めてはいない。

ハイネケンの広報担当はこの件に関し、次のように語るのみだった。

「有数の高級ブランドとして、我々は常にスポンサーシップの可能性やパートナーシップのチャンスに関して評価を行っている」

「これにはほかのスポーツ同様、F1も含まれている」

「これは商業的に影響が大きい問題であり、我々が今後何を行うかという思惑を明らかにするつもりはない」

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