ルノーのケビン・マグヌッセンは、バルセロナ合同テスト3回目の2日目に走行を担当し、アップグレードされた新ルノーエンジンを使いたいと語った。
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今回持ち込まれた新ルノーエンジンは、F1カナダGPに投入される予定だ。
初日にテストしたエステバン・オコンや、ダニエル・リカルド(レッドブル)も高評価をしていた新ルノーエンジンだが、2日目に走行を担当したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とケビン・マグヌッセンも好感触を得たようだ。
■モナコで使いたい
新パワーユニットを次戦F1モナコGPで使いたいかと問われたマグヌッセンは次のように答えた。
「ああ、もちろん。使えるかどうかは分からないけどね。僕は使いたいよ。決定権はないけどね」
■2つのメリット
「正直に言うけど、ドライブしていてエンジンのフィーリングは良かった。ドライバビリティは旧エンジンよりも優れているよ。パワーも増えているけど、ドライビング中はストレートでどのくらい速くなったのかは分かりにくいんだ。330km/hか333km/hかを感じるのは分かりにくいものだよ」
「でも、エンジニアがデータを持っているから、あとで教えてくれる。重要なことは、パワーユニットのドライバビリティだ。だからいつも通りに仕事を続けられたよ」
「この新パワーユニットは旧パワーユニットよりも本当に良いんだ。これで多くの時間を作業していないのにね。ピットから出てすぐにドライバビリティが良いのが分かったし、パワーでも進歩していることを期待するよ」